訪問歯科の診療内容や利便性が伝わる三つ折りリーフレットを作成しました。
アリキヌでは、リーフレットデザインから印刷まで対応させていただきました。
リーフレット掲載内容
訪問歯科診療のご案内
ご年配の方やお身体の不自由な方など
通院が困難な方のために
歯の治療やお口のケアにご自宅までお伺いいたします
訪問歯科診療
月~土 / 朝8時半から
~健康な身体は、お口の健康から~
ご高齢の方やお身体の不自由な方にとって歯科医院への通院はご本人、ご家族共に大きな負担となります。
しかしながら、お口の健康はお身体の健康にとっても欠かせないことです。
訪問診療で定期的な歯科検診や口腔ケア、治療を受けることは健康な生活を送るために大変重要なことです。
【こんな症状ございませんか?】
□ 痛い歯やグラグラしている歯がある
□ 歯茎からの出血がある
□ 汚れや口臭が気になる
□ うまく歯が磨けない
□ 入れ歯の具合が悪い
□ 口の中に傷がある
□ むせたり咳き込んだりしてうまく食事ができない
□ 噛みにくい、飲み込みにくい
当てはまる症状がないかチェックしてみてください
~訪問診療のお申込みから受診・ケアまでの流れ~
■お申込み
お申し込みは、お電話にて受け付けております。
ご相談も受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。
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■訪問日時の決定
お申し込みの方のご希望に沿って、訪問日と時間を決定します。
ご依頼の理由、受診される方の状況など事前に簡単な問診をさせて頂きます。
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■訪問診療当日(治療開始)
歯科医師・歯科衛生士・助手でお伺いします。
初診時に各種保険証を提示して頂きます。
(その他、特にご用意していただくものはございません)
基本的に週に1度のペースで診療を行います。
1度にかかる診療時間は30分程度です。
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■治療終了
治療後は、口腔ケアはもちろん、定期的な検査やアフターケアも行い、万全の状態を維持できるよう
治療計画を立て、サポートしていきます。
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■定期クリーニング・口腔ケア
入れ歯の噛み合わせのチェックと清掃を行います。残っている歯の虫歯チェックと歯石除去を行います。
寝たきりで歯ブラシが使用できない方への
歯肉のチェックと口腔内の清掃を行います。
※往診の際、交通事情により時間が前後する場合があります。あらかじめご了承ください。
~お口の健康は体の健康にとても大切です~
■お口を清潔に保つことは…
・感染症の予防になります
口腔感染症の治療により肺炎などの気道感染を防ぐことができます。
■きちんと噛むことは…
・神経系・消化器系に影響します
健康な歯でおいしく食事をすることは、摂食障害や嚥下障害の予防や改善につながります。
■歯の適切な治療は…
・認知症予防・言語発音機能回復につながります
噛む動作は脳に刺激を与え認知症の予防や言語発音機能の回復に効果的です。
■正しい噛み合わせは…
・姿勢の矯正にも効果的です
噛み合わせが悪い状態のままでは姿勢まで悪くなり身体全体のバランスも崩してしまいます。
~誤嚥性肺炎をご存知ですか?~
病気や加齢などにより「飲み込む機能」や「咳をする力」が弱くなると、口の中の細菌が食べ物や飲み物、唾液などと一緒に、気管に入りやすくなってしまいます。
これを誤嚥と言い、食事の時だけでなく横になって寝ている時や胃ろう・経管栄養の方でも起こる場合があります。
その結果、発症するのが誤嚥性肺炎です。
~そんな危険な誤嚥性肺炎を予防するには…~
■お口の中を清潔にして細菌を減らす
■噛む機能や飲み込む機能を高める
・・・など、お口のケアを行うことで予防が期待できます。
~訪問歯科診療の費用について~
基本費用は保険診療となります。
訪問歯科診療にかかる費用は保険が適用されます。
■医療保険
■介護保険
・健康保険
一般の医療保険の一部負担金と同じ扱いになります。
・後期高齢者
医療費の1割(または3割)が一部負担金となります。
一般所得者の医療負担総額上限を超えたものについては「償還払い制度」により、市町村から超過分の償還払いを受けられます。
・障害者・生活保護者
各市町村の減免と同じ取扱いになります。
・介護保険
在宅の場合は居宅療養管理指導員が介護保険の適用となります。(ケアプランとは別枠)
※料金の詳細につきましては、訪問時にご説明させていただきます。
※介護保険が適用されますが、ケアプランの対象となる限度額の 「枠外」になります。
※他の医療費も含めて、医療費控除対象となります。
訪問歯科診療のリーフレットデザインについて
訪問歯科とは、高齢者やお身体の不自由な方、通院が困難な方のために歯科医師が患者さんのご自宅や居住施設に訪問して歯の治療を行うサービスです。
訪問歯科という言葉は知っていても、『どんな治療ができるの?』『家で虫歯や歯の治療ができるの?』『費用は高いの?』と疑問や不安を持たれる方も多いのでしょう。
そういった患者さんの疑問や不安を解消し、訪問歯科の役割や利便性について認知を広め、サービスに対する必要性を感じていただくためにリーフレットはとても有効です。
コンパクトでありながら、多くの情報を伝えることができるリーフレットは、保管にも優れ営業ツールとして非常に重宝いたしますので、ぜひご活用下さい。
以下、訪問歯科診療のリーフレットについて、デザインのポイントをお伝えいたします。
タイトルとメインビジュアルを円でトリミングした印象的な表紙
表紙のデザインは、『訪問歯科診療のご案内』のタイトルを含めたメインビジュアルを円でトリミングして強調させました。
背景はシンプルな白色ですので、円でトリミングした箇所が浮いて見え、読み手は自然とその箇所に目を奪われてしまいます。
そのため、一目で「訪問歯科診療についてのことが書かれているリーフレットなんだな」ということを訴求することができます。
表紙は、リーフレットの顔ともいえる大事なページです。
表紙を見て興味・関心を持ってもらえるかどうかが決まると言っても過言ではないでしょう。
そのため、一目で『何について書かれているリーフレットなのか』をわかりやすく伝える必要がございます。
また、どこがタイトルなのかをわかりやすく伝えるため、他の文字よりも大きくする・枠で囲む・背景画を加えるなどし、情報の差別化を図りましょう。
チェックリストはカルテのイラストを利用してアイキャッチに
【健康な身体は、お口の健康から】のページにある、『こんな症状ございませんか?』のカテゴリでは、チェックリストにカルテのイラストを使用しました。
文字を単に並べるよりも面白さがプラスされますし、イラストにはアイキャッチの要素がございますので、読み手の目をグッと引きつけてくれます。
強調したい箇所、読み手の目を向けさせたい箇所には、イラストや写真の他、吹き出しやばバクダンなどの飾りパーツを呼ばれる要素を意図的に用いることも有効です。
イラストや写真、飾りパーツなどの漫画的要素を効果的に使用して、読み手を飽きさせない工夫もリーフレットの反響をあげるための大事なポイントです。
誤嚥性肺炎の説明はイメージイラストを交えてわかりやすさアップ!
誤嚥性肺炎とは、嚥下機能障害のためにおこってしまう肺炎です。
字面も難しいですし、誤嚥性肺炎をご存知でない方にとっては、文字だけの説明だと、なんだか難しそうな印象を受けてしまうかもしれません。
そんな時は、イメージに合ったイラストを交えることで、わかりやすく解説することができます。
イラストがあることで、内容を直感的に理解しやすくなりますので、文字を隅々まで読まなくても済みます。
人は、複雑さや難しさを嫌う傾向がございます。
たとえば、歴史書よりも歴史漫画の方が多くの方に受け入れられやすいのは、そういった理由が大きいと言えるでしょう。
わかりやすく見やすいリーフレットを作成するためには、読み手の負担を軽減する工夫というのも大事なポイントとなります。