大学がシンポジウムで配布するパンフレット

大学がシンポジウムで配布するパンフレットを作成しました。
アリキヌでは、パンフレットデザインから印刷まで対応させていただきました。

ご興味をもたれた方は、是非お問い合わせください。

大学の震災復興支援活動についてのパンフレットデザイン(表)
大学の震災復興支援活動についてのパンフレットデザイン(表)

大学の震災復興支援活動についてのパンフレットデザイン(裏)
大学の震災復興支援活動についてのパンフレットデザイン(裏)

掲載内容の紹介

震災復興支援・災害科学研究推進室

■室設置の経緯・目的
本学は、1995(平成7)年に発生した阪神・淡路大震災で大きな被害を受けましたが、その折には、東北、関東を含む多くの方々に、大きな温かいご支援をいただき、その支援を力として被災大学としての経験を生かすべく、「都市安全研究センター」や「震災文庫」を設置するなど、体制を整備し、安全・安心な社会の構築を目指した研究や復興支援活動を推進してきました。

このような活動を展開している中、2011(平成23)年3月11日に発生した東日本大震災の被害は甚大な規模であり、当時、本学では、医療支援チームや学生ボランティアの派遣、非常食の発送などの震災支援活動を行いました。また、被災大学としての経験を生かすため、東日本大震災からの復興に向け、神戸大学としての提言をまとめるとともに、被災者の救済と被災地の復興を願い、五百旗頭真名誉教授(当時、東日本大震災復興構想会議議長)や東北大学総長等の御参加を得て公開シンポジウムを開催しました。

以上のような取組を契機とし、神戸大学と東北大学は、2011(平成23)年10月に災害科学分野における包括協定を締結しました。この協定締結を受け、本学に、2012(平成24)年1月、「震災復興支援・災害科学研究推進室」を設置しました。

当室は、東日本大震災の被災地域の再生や、人類に共通する災害復興問題への貢献、災害科学分野における学術研究、人材養成及び社会貢献を進めていくことを目的としています。

■構成員
・室長
理事

・室員
理事、都市安全研究センター長、人文学研究科、人間発達環境学研究科、経済学研究科、医学研究科、農学研究科、国際協力研究科、海事科学研究科、都市安全研究センター、キャリアセンター

・室員(アドバイザー)
名誉教授

■ごあいさつ
2011(平成23)年3月11日に発生した未曾有の大震災は、多くの人々に想像を絶する苦難と悲しみをもたらし、今なお困難な生活を余儀なくされている方々も数多くいらっしゃいます。被災されたすべての方々に心よりお見舞い申し上げます。
1995(平成7)年に発生した阪神・淡路大震災で大きな被害を受け、その折には、東北、関東を含む全国の皆様から温かいご支援をいただきました。そのおかげで今日の大学があるものという思いを改めて強くしております。

震災以降、本学では、被災と復興の経験から、現地での復旧・復興を感じながら、教育・研究活動に関する多くの取組を通じて学術的また社会的な貢献を行ってきており、東日本大震災の発生以降は、復興を遂げてきた被災地「神戸」の大学としての経験を生かし、復興支援のための様々な活動を行ってまいりました。

これらの活動を更に推進するため、2012(平成24)年に設置した「震災復興支援・災害科学研究推進室」では、東北大学、岩手大学をはじめとした東北地方の大学、関係自治体と連携し被災地域で震災復興支援活動や災害科学研究を行うグループへの継続的な支援やシンポジウムの開催等の活動を行っており、着実な成果を挙げつつあります。

昨今においても、国内外で大規模災害等による被害が報告されている状況の中、これまでに得られた教訓や知識を生かしながら、人類に共通する災害復興問題や防災・減災等の課題に対応することが、高等教育機関としての本学の使命であると考えております。

阪神・淡路大震災から20年を迎えた神戸の土地で、「震災復興支援・災害科学研究推進室」をこのような活動の拠点として活用していく所存ですので、今後ともご支援の程よろしくお願い申し上げます。

■室の活動状況
本学と東北大学との災害科学分野における連携協定に関する協定書に基づき、両大学の連携を深め、東日本大震災の被災地域の再生や人類に共通する災害復興問題の解決に貢献するため、すでに本学教職員が取り組んでいる震災復興支援活動、並びに災害科学研究の推進に寄与する組織的な活動を支援するため、これまでに延べ67事業に対して、5,000万円の予算を配分し、東北大学を中心に、様々な機関と連携した、活発な活動を展開しています。

また、東北大学及び東北地方の大学等と共催でシンポジウムを開催し、国内外の防災・減災・復興対策等に関する研究成果や取組状況等について広く一般市民に向けて発信しています。

[これまでの活動実績]
・平成24年11月3日開催
震災復興支援・災害科学研究推進室シンポジウム

・平成25年9月2日開催
地域防災研究センター第4回地域防災フォーラム

・平成25年11月22日開催
地域防災研究センター第4回地域防災フォーラム

・平成25年3月9日開催
災害復興新生研究機構シンポジウム

・平成26年8月4日開催
ジョイントシンポジウム

・平成26年8月9日開催
地域防災研究センター第9回地域防災フォーラム

・平成27年1月9日開催
震災復興支援・災害科学研究推進室第3回シンポジウム

・平成27年3月15日開催
第3回国連防災世界会議パブリック・フォーラム

・平成27年度7月実施
地震被災者支援募金活動(医療活動支援)

■平成27年度 震災復興支援・災害科学研究推進活動 一覧表
・災害資料学の実践的研究 -阪神・淡路大震災の知見を基礎として―
・予防的アスベスト・リスクコミュニケーション活動:震災後を見据え
・震災の復興過程に関するオーラルヒストリーの記録化、アーカイブ化
・日本大震災の心理的影響と支援のあり方に関する継続的研究
・大船渡ESDプロジェクト~まちのつながり再生をめざして~
・被災経験を踏まえた事業継続マネジメントの研究
・被災地企業復興に資する経営支援の必要性調査と、会計教育の実施
・災害派遣精神医療チームDPAT (Disaster Psychiatric Assistance Team) の災害支援のあり方
・東日本大震災における石巻医療圏での災害活動を通じた災害拠点病院の活動指針の検討
・大規模災害時における障害のある子どもの避難システム及びビリーブメントケアに関する研究
・被災地学生交流による岩手県大槌町復興まちづくり支援
・模型復元ワークショップによる福島県浪江町のコミュニティ再生支援
・震災後の「今」と「明日」を表現する~ポーポキ友情物語活動を通しての創造型コミュニケーション・スキルの開発
・復興における私権保護の状況調査―東日本・神戸・南海トラフ・アジア
・安全と暮らしのまちづくり-震災経験の検証に基づく教訓発信事業
・復興を支える沿岸域のレジリエンスに関する調査活動
・阪神淡路大震災と東日本大震災に学ぶ、災害医療支援体制の構築と人材育成事業
・東北・関西の災害対応知の共有による、広域防災体制及び防災人材育成の推進プラットフォームの構築

■今後の活動方針
震災を経験した本学がこれまで取り組んできた震災復興支援活動を教訓に、被災地が今現在必要としているものを探りながら、他大学や自治体等との連携を深めつつ、長期的かつ継続的な支援活動に取り組んでまいります。
また、防災・減災のための教育研究拠点としての機能を確立するため、包括協定を締結した東北大学との連携を中心に、国内外の大学、関西広域連合、東北3県などの地方自治体、あるいは国際機関等との連携を促進してまいります。

活動や研究の目的・状況が伝わるパンフレットのデザイン

今回作成したのは、大学がシンポジウムで配布する震災復興支援活動や災害科学研究に関するパンフレットです。
シンポジウムに参加された方々に配布し、活動や研究に関する内容や実績などを広く知っていただくことを目的としております。

シンポジウム (symposium) は、「研究発表会」「討論会」をさす言葉。
一般的には、あるテーマを決めて広く聴衆を集め、公開討論などの形式で開催されることが多い。

Wikipedia-シンポジウム

画像をご覧いただくとお分かりの通り、文字の情報量がとても多いパンフレットです。
文字数が多いと情報量が増え、説得力があり信頼性は高まります。
しかし、内容がきちんと整理されていないと、ごちゃごちゃと読みづらく、何が言いたいのかが分からないパンフレットになってしまいます。

デザイン作成の際は、一番重要な復興支援活動や災害科学研究の目的や状況が分かりやすく伝わるように注意しました。

内容はカテゴリ別に分類し、見出しの色や大きさを揃えて統一感を出し、「構成員」や「活動一覧」は表形式でレイアウトしました。
そして、読みやすくなるように適度な余白を設けて見た目の圧迫感を軽減しております。

さらに、シンポジウムでのディスカッションや展示会の写真を掲載しておりますので、実際の活動の様子がより伝わるようになっております。

また、見出しの赤い画像はグラデーションにして模様をつけ、活動方針の内容の背景には壁紙のようなテクスチャの画像を使用するなど、デザインに深みを出す工夫もしております。