AISAS理論で考える動物病院が開院する際のオープンチラシデザイン

動物病院のチラシ

1.はじめに
2.AISAS理論とは
3.さらに身近になったインターネット
4.動物病院のチラシをAISAS理論に当てはめる
5.まとめ

はじめに

当店では動物病院様が集客に必要なチラシをデザイン作成から印刷、新聞折込まで承っているのですが、
先日、とあるセミナーでAISAS理論のお話を交えて自社の商材をPRしている業者さんがいらっしゃったので、今回はAISAS理論を交えて、動物病院さんが配布するチラシがどのようなものであれば集客効果が生まれるかをご紹介します。開院の際のオープンチラシや、リピーター獲得のチラシの参考になればと思います。

AISAS理論とは

まずAISAS理論というのは株式会社電通の登録商標で、消費者がどのようなプロセスで商品やサービスを購入するかということを説明するマーケティング理論なのです。1920年ごろからはじまったマーケティング理論であるAIDMA理論が
1.Attention(注意)
2.Interest(関心)
3.Desire(欲求)
4.Memory(記憶)
5.Action(行動)
という流れで消費者が購買行動を行うという考え方であるのに対して、
1.Attention(注意)
2.Interest(関心)
3.Search(検索)
4.Action(行動、購入)
5.Share(共有、商品評価をネット上で共有しあう)
という流れで、インターネットを介して、消費者が購買行動を起こすプロセスを説明しているのがAISAS理論であります。インターネットの普及に伴い、急激に消費者の購買行動が変化しておりますので、まさに今、流行のマーケティング理論です。

さらに身近になったインターネット

インターネットは数年前から私たちにとって非常に身近なものになりましたが、
さらに、スマートフォンやタブレットの普及により、パソコンを立ち上げる手間無く、さらに身近な存在になったといえます。
余談ですが、私はパソコン派で、キーボードでプログラムを打ち込むのが大好きなので、簡易的な能力しかないタブレットにはまったく興味が無かったのですが、最近購入し、使用してみた所、タブレット無しでは生きていけないのでは?と感じるくらいに便利なものであると、遅ればせながら理解したところでございます。
話は戻りまして、今、世の中の、特にタブレットが使用できる世代においては、購入のプロセスにAISAS理論が当てはまることは間違いありません。興味を持ったものをスマートフォンやタブレット、パソコンなどで検索し、内容を納得した上で購入、そして、facebookやgoogle+などで情報の共有を行うのです。

動物病院のチラシをAISAS理論に当てはめる

ここから本題に入るのですが、動物病院のチラシをAISAS理論で考えた場合、1.Attention(注意)と2.Interest(関心)がチラシの役割になります。チラシが無ければ、消費者(患者)さんは動物病院の存在に気が付かないわけですから、チラシを配布することで注意つまり、気づいて貰う事になります。そして、チラシの内容で関心を持ってもらう必要があります。例えば、「犬の飼い方、勘違いしてませんか?詳しくはWEBで」「正しい猫のしつけブログ配信中」など、ペットの飼い主さんが気になるコンテンツをWEB上で制作し、WEBサイトへの誘導を行います。
そしてペットの飼い主さんたちは3.Search(検索)するのですが、チラシにQRコードを印刷しておけば、簡単にWEBサイトにアクセスすることができます。アクセス方法が難しいとアクセスできずに諦めてしまう方が世の中には多いので、いかに簡単にWEBサイトに誘導できるかで、サイトへのアクセス数が変わります。
WEBサイトに到着し、飼い主さんがペットを買うために役に立つコンテンツを閲覧した場合、その動物病院への信頼感は高まります。そして納得した消費者は4.Action(行動、購入)という行動を起こすことになります。
そして忘れてはいけないのが5.Share(共有、商品評価をネット上で共有しあう)という項目です。有益なペットの飼い方の情報を見つけた消費者は、お友達にも教えて上げたくなるのですが、当サイトのように、簡単にShareできるソーシャルネットワークのボタンを設置しておけば、ぽちっとボタンを押すだけでスムーズに情報をShareしてもらうことが出来ます。

まとめ

今回はAISAS理論で動物病院のチラシを考えてみましたが、これらの理論を達成するためにはWEBサイトの制作が必須です。当店ではチラシ制作に加えて、WEBサイトの制作も行っております。AISAS理論で効果的なチラシ配布をご希望の場合はお気軽にご相談ください。

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